創業以来、わたしたちはこれまでに築き上げた「よりよいモノをつくる」ための技術を継承し、そこに想いを乗せたサービスをお客さまにお届けしています。
しかし、決してこれに満足することなく、さらに新たな価値をプラスするため、常に国内外を問わず模索しています。わたしたちはそれを「新たなトビラ」と呼んでいます。そしていま、やっとそのトビラの向こうが見えてきたように感じています。
とはいえ、そのトビラの向こうにあるのは、次なる同じトビラかもしれませんし、あるいは、それが永遠に続くだけなのかもしれません。
しかし、仮にそうであっても、わたしたちはそのトビラを開き続けます。
葵という文字は「くさかんむり」と「癸」に別れますが、「癸」の字形と音が「揆」に通ることから、葵には「みち、方法、やり方」という意味が含まれます。
また、その葉には向日性があることから、葵の葉が常に陽を向くように、人が敬愛する人に心を傾けることを「傾葵(けいき)」といいます。
そこで、わたしはこのことを心に留め、常に「お客さまに心を傾ける」とともに、「その傾け方を学び続ける」努力をしています。